「ぷっ…」

地声で思いっきり笑いそうになり、抑える俺。
いじめっ子同士の友情なんか所詮こんなもんだよな。いざという時には自分さえ助かればどうでも良いんだ。

「ちょっと、草津さん早くやってよぉ〜。便器に顔突っ込んでそこの水全部飲んでさぁ…………私の何億倍も苦しんでよ。」

俺は草津を見下しながら睨みつけた。

「やれよクズがあぁぁあっっ…!!」

泣き喚く剣持。
俺は更に追い討ちをかける。

「しょうがない。5秒以内にやらないと殺すよ。もう。」