これは、 溺愛王子と お姫様の靴



雨上がりの水たまりに、
思いっきり飛び込んだ。

「あ……」

バッカ/////
まじでコントかよ/////
なんだまじ可愛いかよ/////

「お前まじおもしれーなぁ」
「ちょっ! 何すん……」
「じっとしてろって」
「荷物じゃないんだからっ! 降ろしてっ」

俺はその目の前の小動物を肩に担いで、片手で泥だらけの靴とソックスを脱がせた。

さて、お姫様にガラスの靴を探しに行こうか。