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そして今日も元気に補講の日だ。
「凛ちゃん、旭と仲いーよね?」
お? 咲雪からんなこと言われるなんて珍しいな。
机について教師が来るのを待っていると、咲雪がじとっとした瞳で見て来たから後ろを向く。
今、咲雪はあたしの後ろの席だ。
「なんだ? 妬いてんのか? 妬くぞ、雪村が」
「……凛ちゃん、知ってるでしょ?」
誰何(すいか)。
まあ、知ってるが。
「雪村が咲雪にべた惚れしてることは周知だろう」
「はぐらかさないの。……旭から聞いた? 晃くんからじゃ――ないよね?」
ああ、雪村も知ってるのか。……んー、でもなんかあたしから言っていいのかねえ。
「旭、凛ちゃんには話すだろうなーってわかってたから。別に怒ってたりはしないよ?」
……ん? なんか今イラッとしたぞ? なんで咲雪にそんな気持ちになるんだ?
「……知ってる。どういう経緯かは知らんけど、咲雪と青山の仲」



