「え……」
「だって旭くん、妹さんとは昔から知り合いってことでしょ? 今まで仲よくなかったの?」
「いえ、結構仲よくやってきました……と、俺は思ってます」
「仲いーぜ。一瞬雪村が妬いたくらいだし」
あんときは面白かったぜ。付き合う前の雪村が明らかに青山のこと睨んでるの。
「え、妹さんって咲雪ちゃんなの?」
「相馬さん!」
「あ、わり」
兄ちゃんがあたしの友達事情に精通し過ぎていた。
咲雪も琴もうちに遊びにきたことあるから、兄ちゃんとも顔見知りなんだよな。
「へー、咲雪ちゃんが……ん? そういや咲雪ちゃんが雪村くんと付き合いだしたのって最近だよね? え、あれ?」
や、やべー……あたし迂闊なこと言っちまった……。
そっと青山を窺い見ると、蒼ざめていた。ご、ごめん青山……。
「なるほど。ワケアリの理由なんとなくわかったわ」
兄ちゃんはあっさりそう言った。んで、



