……晃くんが学校でたくさんもらったチョコがあることは知っている。 直接渡されたり告白されたりしたのは断っているみたいだけど、ロッカーや机に入っていたのは持ってくるしかないよね……。 晃くんが一度瞬いた。そして唇の端に笑みを刻む。 「食べさせてくれるの?」 「うん」 「じゃ、はい」 机に置いてあった、私が渡したチョコの箱。 一つとって、晃くんの口まで運ぶ。 「はい。あーん」 「ん」 ……な、何気に恥ずかしいな、これ……。晃くん、さっきはよくシラフで出来たな……。