六花の恋-ライバルと同居することになりました?-【完】



ふと、晃くんが少し声を大きくだした。


「四年経ったら、さゆと二人でこの家に帰ってきます。そうしたら、ここにいる全員で家族になってください」


私も、晃くんを見てから、お母さんたちとお父さんたちを見た。


それは、私と晃くんが――って、こと。


そして、四人同時に笑顔を見せてくれた。


「ええ」


「勿論」


「待ってるよ」


「必ず二人で帰って来てね」


その言葉に見送られて、晃くんと二人、手を繋いで歩き出した。