六花の恋-ライバルと同居することになりました?-【完】



晃くんの言葉に、ふふっと、思わず笑みがこぼれる。


晃くんが、私に対して一番言ってくれる言葉。


ずっと大切にするって言ってくれているみたいで、聞くたびに嬉しくなるんだ。


「あー二人で住まわせてよかったー」


突然、奏子さんが両手で顔を覆って天井を仰いだ。


「か、奏子さん?」


「だって、年頃の娘と息子を二人で住まわせるって、結構なハードルでしょ? でも、よかったわ、あんたたち。ずっと、仲良くね」


そう言って、はにかむような笑みを見せた奏子さん。


私と晃くんは顔を見合わせたあと、笑顔を返せた。