撮影開始とともに重ねられた唇。 急にドキドキという 自分の胸の音が 耳いっぱいに聞こえる。 近づく彼の唇をよけることなんて できるわけがなかった。 ずーと夢に見ていた 待っていた瞬間。 シャッターの音が1つ響く車内。 そっと触れるだけのキスをくれた。