ネェ、オレヲアイシテ?Ⅲ~Promise or Secrets~



「じゃあ……」

俺は紅葉さんの手を、さらに力を込めて握った。

「あぁ、いいよ。全部終わったら迎えに来て。……待ってるから。俺の話の続きは、その後な。今は妖斗見つけるのが優先だろ」

「はい!」

 笑って、俺は頷く。

「……お前って本当に、ムカつくくらい素直だな」


 笑った俺を見て、紅葉さんは目じりを下げて言う。


「……そう見えるなら、たぶんそれは、妖斗達のおかげだと思います」


「ふーん?…… 良さそうな家族じゃん」

「はい!!」


 その言葉に、俺は笑って頷いた。