「メルちゃん…」
ガチャとドアが開いて、1人の女が私の部屋に入ってきた。
「は?何あんた、勝手に入ってこないでよ!」
私の言葉を無視して、女は私の手首を優しく掴んだ。そして、コンビニ袋から何かを取り出した。
「これ、良かったら使って。傷治るか分からないけど…」
取り出したのは絆創膏だった。少し大きめの。私のリスカの跡が隠れるくらいのものだった。
いつのまにか、私の瞳から涙が溢れていた。
「なんで…なんでこんなことするの…なんであんたが…
ガチャとドアが開いて、1人の女が私の部屋に入ってきた。
「は?何あんた、勝手に入ってこないでよ!」
私の言葉を無視して、女は私の手首を優しく掴んだ。そして、コンビニ袋から何かを取り出した。
「これ、良かったら使って。傷治るか分からないけど…」
取り出したのは絆創膏だった。少し大きめの。私のリスカの跡が隠れるくらいのものだった。
いつのまにか、私の瞳から涙が溢れていた。
「なんで…なんでこんなことするの…なんであんたが…



