「まっず!!!!」



そして案の定、王子様はグミを食べてしまったというわけだ。


ふふ、何せこのグミの味は……



「タイヤ味、食べたかな〜」



思わず衝動買いしてしまったけど、食べる気になれなかった。


だから、宛が見つかって良かったわ。



「くそ、あの女……」



満足気に微笑んだ私は、次の授業の準備に臨んだのだった。