暗黒王子と危ない夜【after】

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柳居さんの車は市川さんのお店の前で停車した。

自然に連絡を入れてあったらしく、市川さんは薬やスポーツドリンクを用意して待ってくれていて。

あたしを見ると、変わらず優しい笑顔を向けて「いらっしゃい」と迎えてくれた。


本多くんをベッドに寝かせると、ひとまずホッと息を吐き出した三成が


「前もこーいうことあったな」

と苦笑いを見せる。



「ひとりで勝手に無理するし。相変わらずドエムかよ」


市川さんが氷で冷したタオルと、マグカップをもって中に入ってきた。



「目を覚したら白湯を飲ませてあげなさい」


そうするとまたすぐにカウンターの方に戻っていく。