本多くんは平気で無茶をするし、周りに頼ろうとしない。
ひとりで背負いこんで自分を追いつめて。追いつめていることに倒れるまで気づかない人。
誰かがそばにいなくちゃいけないって分かってる。
それでも、無理……なの。
本多くんとエナさんのことが頭に焼きついて離れない。
たとえあたしが悪くたって、あの二人が一緒にいることを受け入れて本多くんのそばにいるなんて。
あたしだって……そんなに強くないんだもん。
「三成がそばにいてあげてよ。あたしよりずっと本多くんのこと理解してるんだから……」
「……なんでわかんねぇんだよ」



