「あっ。そういや最近、本多くん毎日学校来てるよね? しかも毎時間ちゃんと授業受けてる」
二人の視線があたしに流れてきた。
「ていうかっ。最近あんた、本多くんと話してないよね? どうしたの?」
おでことおでこがくっつく勢いで顔を近づけられる。
「え……と、まあ、これと言って話すこともないし……」
はあ? と言う様子で眉をひそめられ、言葉に詰まった。
「この前まで一緒に帰ったりしてたじゃん!」
……そうだけど、もう……。
うつむきかけたとき、伊代が何かに気づいたように反応し、声をあげた。
「ちょうどよかった! 椎葉くん!!ちょっとこっち来てよ!」



