というわけで、結婚してください!

「尊さん、せっかく九州まで行ったのに、わざわざ、こっちまで戻ってきてくれるしっ。

 もう、ほんとに、ありがとうございますっ!」

「……うん。
 そうか……」

 ……今のはなんだ?

 感謝の気持ちを述べたかったのか?

 よくわからないところに着地したぞ、話が。

 まあ、どうやら、鈴は、俺に全部金を出してもらってたことが気詰まりだったらしいな、と気づく。

 いや、誘拐されてたんだから、飲み食いのことは、誘拐犯に保障してもらって当然だろうと思うのだが。



 ……で、まあ、それはさておき。