というわけで、結婚してください!

 同じ部屋は恥ずかしいから、ソファで寝ようかなーと思いながら、今日も長距離移動したせいか、眠かったので、そのままベッドに潜り込んだ。

 また、尊さんがうつったようだ、と思いながら。

 でも、尊さんに聞かれたら、
「いや、元からだろ、その考えなしな性格」
と言ってきそうだなーと思いつつ、鈴は目を閉じた。

 旅はいつか終わるもの。

 どうせ、終わるものならば、いっそ――。