雷王に愛された花

「私あんなに大きな海老、初めて食べたわ!身がすごくぷりぷりでおいしかった!それに紫色の貝もきれいな殻だったわね。こっそり持って帰りたかった。」

「それはだめだって言ったろ?お皿に使ってるんだって。」

「そうね。でも初めて見たんだもの。また食べたいわ、あそこのパエリヤ。連れてきてね。」

「気に入ってくれたんだったら良かった。いつでも来ような。」




「クリス!ちょっと行ってくるわ!」

「は!?急にどこにだ!?
あ、おい、待て!ミレイ!」

「ちょっと何をしているの!?こんな小さな猫をいじめるなんて!」

「「ずっと俺らについてくるから、面白くなって、、、」」

「それでもダメよ。自分より弱いものをいじめちゃ。それにきっと親猫とはぐれちゃったのね。あなたたち、何か食べ物でもあげたんじゃなくて?」