**** 「今日は色々とありがとう…!」 時刻は18時過ぎ。 結局サンダルまで買ってくれた蒼くんは家まで送ってくれて、さすがに申し訳なくてふかぶかと頭を下げた。 「いえいえ。楽しかった?」 「うん、すごく…!」 「よかった。俺も」 俺も、だなんて、何気ない言葉にきゅん、と心臓が音を立てる。 「お陰で人生最高の誕生日になりましたっ」 「はは、それはさすがに大袈裟じゃん?」 「そんなことない!」