莉々と話し込んでいたことで意図せずして下校時刻をずらせたからか、今日は珍しく一人で帰れそうだ。 いつもは誰かしらが放課後の予定を埋めていたり、暗黙の了解のお陰でできているフリー期間はみんな我先にと俺との時間を作ろうとするから結構慌ただしい毎日を送っているわけで、こういう時間は貴重だったりする。 …そういえば、先週もそうだったな、なんて。 思い返しながらふと窓の外に目をやると、デジャブ。