そのまま手を引かれるままにたどり着いたのはほとんど使われていない資料室、のベランダ。 「ここ旧校舎向きのベランダだから人目につかなくていいんだよ。日当たりもいいしおすすめスポット」 そう言ってその場にすとんと腰を下ろした水瀬くんはそのすぐ隣をぽんぽんと叩いて 「おいで?」 「っ、お、おおおじゃま、します…っ」 「どーぞ。いらっしゃい」 恐る恐る座る私を見て、満足そうに微笑んだ。