**** 「ねえ、まじであれ?」 「えー、めっちゃモブ子じゃん」 「ほらほら、あの子だよ、蒼の新しい彼女」 ーーーその日の昼休みは、いつもより数段賑やかで。 あの体育館での出来事はあっという間に学年中に広まり、私は完全に動物園のパンダ状態になっていた。 「はぁ、鬱陶し。こうもうるさいと落ち着いてお昼も食べれないじゃん」 「ごめんねユキちゃん…」 「いや、心和が謝ることではないでしょ。みんなしょうもなさすぎ」