授業開始のチャイムがなるまであと数分。 「あ、蒼!」 「水瀬じゃん!今日ウチらと一緒だよー」 クラスの派手めな子達が体育館に入ってきた水瀬くんをあっという間に取り囲んで、私を含む他の子たちは遠巻きに見てるだけ。そんな状況。 うん。慣れてる。いつも通りの何気ない日常。 「まじであれからなんもないの?」 「え?まあ、うん」 「まさか本当に夢オチだったとかないよね?」 「あはは、た、たぶ、ん…!?」