「私こんな性格のくせに一人苦手だから、想像したら寂しくなっちゃって。家事も全然で親に頼りっぱなしだし、蒼くんはすごいね」
「そうでもないよ。慣れたら普通」
「慣れたらって、蒼くんいつから一人暮らしな…っ」
言い終わる前に、遮るように塞がれた唇。深く口付けられて掻き回されれば、すぐに頭がぼーっとして、何も考えられなくなって。
「…そんなつまんない話、やめよ?」
角度を変えて何度か繰り返された後、やっと離れたかと思えばいつも通りの優しい笑顔でそう言われて気付く。
今、壁作られ、た。
それ以上聞くなってこと、なのかな。

