この間のテストもそれはもう悲惨で。 わたしの記憶が間違いじゃなければ、確か…… 「「…2点」」 そうそう、10点満点中2点……って、今ユキちゃん以外の誰かの声も重なったような? やめてやめて。ユキちゃん以外にこんな点数見られたら生きていけないから! 慌てて顔を上げると、ユキちゃんの背後から顔だけ覗かせて私の答案を確認していたのは、一番見られたくないあの人で。 「っ、あ、お…くん」 「ん?」 「あの、見ない、で!」 「えー、どうしよっかな」