「あ、色男の蒼くんじゃ〜ん」 「げ」 「いや、げってなによ。めっちゃ失礼」 俺も続いて教室を出ると、廊下の壁にもたれ掛かりながら人差し指をこちらに向ける金髪頭を見てうんざりした。 「人を指差すなって習ってこなかった?お前偏差値いくつだよ」 「し、辛辣〜!一応同じ学校なんだから女泣かせの蒼くんと同じくらいはあるはずなんですけど」 「どうでもいいけど、とりあえずその人聞きの悪いキャッチコピーみたいなのやめろ腹立つ」 「まあでも、実際泣かせてたじゃん?」