「これみよがしにこんなの付けてきちゃってさぁ。どうせ蒼にもらったんでしょ?」 「いっ…!」 ぐっと引っ張られるシルバーのネックレスが後ろ首にくい込んで痛い。 思わず顔を歪めたけど、高坂さんにはどうだっていいことで。 「こんなのみんなもらってるから。あんただけじゃないの。自惚れないでもらっていい?」 痛い、な。 首もだけど、何となく分かってたことを突きつけられた心も、痛い。 …でも。 「…って、る」 「は?」 「そんなこと、わかってる…!でも大切なの…っ!!」