蒼くんのくれる当たり前は私にとって特別すぎて、夢みたいで、身に余る。 両手に抱えてもこぼれ落ちてしまいそうなそれを、私はどうしたら返してあげられるのかな? 「あ、蒼くん」 「ん?」 「いつも、本当にありがとう…!全部全部、すごく嬉しい…っ」 胸がいっぱいで温かくて、でもどこかきゅっとして苦しくて、たまらず伝えたら蒼くんは少し意外そうな顔をした。