「やっぱお前、俺の事サツにチクるつもりだったんだろ?ずっと見てたぜ?でももう無駄だ。パスワードも変える。お前はこれからもずっと俺の所有物なんだよ。

…愛してるぜ。ノエル。」

そう乃絵琉の耳元で囁いた鋭十は、ドンッと乃絵琉をドアに叩きつけた。そして、それから何度も何度も乃絵琉を殴り蹴り、暫くすると、ズタズタになった乃絵琉を玄関の外に追い出した。

「俺から逃げられると思うなよ?ノエル。」

不気味な笑みを浮かべ、鋭十はバタンとドアを閉めた。