「こっええー!やっぱお前気強いよな。
でもそういう所まじで好きだぜ。ノエル。」

立ち上がれない乃絵琉の耳元で、鋭十は囁いた。

「モユカには何もしないで…モユカには…モユカには…」

震えた声でそう繰り返す乃絵琉の首を片手で締め付け、鋭十は乃絵琉に命令した。

「じゃあ、お前が俺の彼女(モノ)になれ。
ノエル。」

ノエルは頷くしかなかった。