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そんなこんなで聖が合流。
「いや、僕も脇役のつもりで出たんだけどね」
聖の言うところによると、初めはセリフの少ない役だから大丈夫だと言われていたらしい。
だけど、ドレスを着せられ髪をセットして化粧をした姿が脇役にするには勿体無いと周囲が湧いて、急遽ほぼアドリブのような感じで劇が進行したらしい。
細々した設定は基本無視。
舞台裏で指示を出されて、あとは聖の技量が全体の8割を占めていたとのこと。
指示はたった一言、『お前がシンデレラになれ』だった。
つまり、ぶっつけ本番で継母×王子の異常過ぎる主従関係ぶっ飛びワールドを作り上げたのは聖ということになる。
劇の内容もだけど、それもそれでどうなのか…。
「アドリブであそこまでできるのすごいけどさあ…なんか、ね…?うん…」
琉羽の言いたいことはよく分かる。
聖の未だかつて見ない姿が垣間見えた気がした。



