……あ、なんかこういうワチャワチャしたの楽しいな。
一人ほっこり和む。
「ほんで、聖知らん?さっきから俺も探してるんやけど、一向に見つからへん」
「聖ならさっきチラッと顔出して帰ってったぞ。しっかり茶を飲んで帰ってたな」
「え、そうなの?入れ違いかあ」
楓斗の嫌味に気付かない琉羽と光邦は残念そう。
「あー、なんか劇の代役頼まれたって言ってたな」
意図が伝わらないことが分かると、楓斗はすっかり呆れ顔。
さっきの真っ赤な顔、写真に収めておけばよかった…。
せっかくモフモフ耳可愛いのに…悔しい…。
そんなことを考えていると、楓斗のモフモフが目に入る。
……触ったら楓斗、怒るかな…。
「ほんなら体育館にいるかもしれへんな。しゃーないから楓斗のクラスでケーキセットでも食べてから行ったるか!」
「安くしてねふーと!」
「へいへい。5名様来店、ありがとうございます」



