5人の王子とお姫様!




まるで今気付いたかのように、私の顔を見て、服装が見る。


そうしてパッと目を逸らした。



「楓斗…?」


どうしたんだろう、と近づくと、頭をぽりぽり掻きながら楓斗が何事か呟いた。


「……かわ、いいな」


「え…?」


聞こえなくて、もっと近づく。



瞬間、一気に1メートルは離れた楓斗が顔を真っ赤にして言った。


「か、かわいいって言ったんだよっ!なんだよ悪いかよ!もう絶対言わねーからな!!」


なぜ、逆ギレ…。


まあでも褒められて悪い気はしないから、いいんだけど…。


「っつーかお前ら、来たんなら寄ってけよ。冷やかしなら帰れ」


「ええーっ、ふーとの働きぶりを見に来ただけだよ?少ししたら帰るからさ!ね?」


「せやで楓斗。せっかく見に来たったんやから、せめて写真の一枚でも…」


「帰れ!!」