まるで今気付いたかのように、私の顔を見て、服装が見る。
そうしてパッと目を逸らした。
「楓斗…?」
どうしたんだろう、と近づくと、頭をぽりぽり掻きながら楓斗が何事か呟いた。
「……かわ、いいな」
「え…?」
聞こえなくて、もっと近づく。
瞬間、一気に1メートルは離れた楓斗が顔を真っ赤にして言った。
「か、かわいいって言ったんだよっ!なんだよ悪いかよ!もう絶対言わねーからな!!」
なぜ、逆ギレ…。
まあでも褒められて悪い気はしないから、いいんだけど…。
「っつーかお前ら、来たんなら寄ってけよ。冷やかしなら帰れ」
「ええーっ、ふーとの働きぶりを見に来ただけだよ?少ししたら帰るからさ!ね?」
「せやで楓斗。せっかく見に来たったんやから、せめて写真の一枚でも…」
「帰れ!!」



