「うちのクラスのチャッピーちゃんや。飼い主を攻撃するちょっとお茶目なキャラクター」
……チャッピー…?
これが、チャッピーっていう顔…?
「あー、なんかいたね、そんな設定のクマ。大丈夫、それ。なんか訴えられない?」
「でもいい感じだね、あたしがTシャツに欲しいくらい」
「あ、販売もしとるでー」
「……抜け目なくて可愛くない」
ぐるぐる考える私をよそに、話は進む。
え、いるの?こんな気持ちわる……かわいそ……獰猛な生物…が?
「見つからないよう校舎内をぐるぐるしとるんや。ま、ただ練り歩いてるだけなんやけどな」
……確かに、潜んでるようには見えない。
事実、人目を引いてることは間違いないし。
人探しって言ってたな、そういえば。
ひとまず納得して、楓斗のクラスに行くことになった。



