5人の王子とお姫様!







午前中は大いに繁盛した。


ただの縁日だけど、意外にもお客さんの出入りは激しかった。



「おねーさん可愛いね。休憩いつ?一緒に文化祭回らない?」


「え、っと…」


なんとなく男の人の割合が多く感じて、こんなふうに声をかけられることも多かったけど……



そこに、顔を出してきたのは琉羽。


「もー、僕の方がかわいーでしょ?ね?」


「え、きみ僕っ子なの?いいね、めーっちゃ可愛い!君を指名しようかなー」


そう、主に琉羽が頑張ってくれた。


きゅるんとした上目遣いに、思わず女の私もドキッとした。


そして、それを止めに入る理沙子姐さん。


「お客様、うちはそういう営業やってないんで」



こうして2人にフォローしてもらいながら、午前の部は無事に終了。