手を繋いだまま、ゆっくりとハルマくんと歩く。 校門を出て少しした時。 「先輩!!」 どこかで聞き覚えのあるような、でも違うような、そんな声が私の後ろから聞こえてきた。 「ルナ先輩!僕ですよ!近所に住んでるナオト!」 後ろを振り向くと、まだ幼さの残る可愛らしい笑顔の中学男子生徒がいた。 「あー!富澤さんちの次男くん…!」 「知り合い?」 ハルマくんは私とナオトくんを交互に見ながら聞いた。