「……な、なっ!なに!?」





布団を目元まで持っていき、なんとか気持ちを落ち着かせる。




男子がぁ〜……こんなに近くにいる!?







こ、怖い?




…わかんない!



なにもかもが突然すぎて頭が追いつかない。









「なにって言われてもなぁ?つばぴょん」





「あ?つばぴょん言うな」



「君が俺らの前で突然倒れたからとりあえず保健室に運んだだけだよ?なにもしてないから」


「無視すんな、おい。」






陽気な人と…めっちゃ不機嫌な人。



「え!?倒れた!?」


…確かに2人組の男子に声をかけたところは覚えてるんだけど……その後から思い出せない!



「そーそー」


「…」



軽い感じの人とさっきから黙ってる怖い人に見つめられヒィ…っ!と思わず叫んでしまった。