女の子にならせてよ


「心愛は、学校一の美女だと思うんだけど!」




納得がいかないっていう顔でふてくされてる美織の方が圧倒的に可愛いと思うんだけどなぁ。




でもこれを言ったら言い返されると思った私は黙って誤魔化して笑った。




「あ、ついたよ食堂」




すでに人で溢れかえっている食堂を見て、顔からさーっと血の気がひいていく気がした。




「おっ、…男……男がたくさん」




挙動不審の私に気がついて心配して声をかけてくれた美織。




「え!?大丈夫?あ、そっか…男がいるもんね。ごめんね!ちゃんと考えてなかった」




心底申し訳なさそうな顔をさせてしまって、胸が痛んだ。




私の方こそ申し訳ない…こんなめんどくさい男嫌いで。