あとがきです。
 
まずは「先生と17歳のあいだ」をお読みいただきまして、本当にありがとうございました!


過去に先生と生徒ものの短編は書いたことがあったのですが、がっつりと長編として書いたのは今回が初めてでした。

そして初めてなことがもうひとつ。


私の作品では物語の季節が大体夏だけとか秋だけとか限定されてるものが多かったりするのですが、なんと本作は春夏秋冬の一年間。


最初から六花の17歳をぜんぶ書こうと決めてました。



なので予定よりもかなり時間がかかってしまい、300ページも越えましたが、改めて無事に完結できてよかったとホッとしています……。



先生と生徒の恋愛なので、少し甘い場面があってもいいのかなと思ったのですが、やっぱり私は青春寄りのほうが好きなようです。


純愛ものというよりは恋愛青春ものになりましたが、郁巳に恋をしたことで変わっていく六花の成長を楽しんでいただけたら嬉しいです。




2019年3月 永良サチ