先生と17歳のあいだ





それから再びバスに乗り込んだ私たちは小樽市内のホテルへとチェックインした。


高い天井にはシャンデリアが吊るされていて、赤いカーペットの上を土足で歩いてしまうのが申し訳ないくらい立派なホテルだった。



修学旅行生を多く迎えて入れているホテルの人は学生たちへの対応も慣れていて、順序よく私たちを部屋に案内してくれた。


私が泊まる部屋には菜穂も含めた5人の女子。もちろん男子とは部屋どころか階も離れていて、簡単に行き来できないようにされていた。



「ってか教員たちが使う部屋ってうちらとはランクが違うらしいよ。ズルくない?」


女子のひとりがカバンを置きながらぼやいていた。



先生たちももちろん男女別になっているけれど、生徒たちが寝静まったあとに宴会をするという噂もある。


先生側のスケジュールは把握してないから分からないけれど、私たちはけっこう厳しく行動時間が決められていた。



まずは夕食のバイキング。時間は18時からで海鮮料理が豊富に出るそうだ。


次に入浴。1組から40分交代で大浴場を利用して、時間内に着替えとドライヤーも済ませなければならない。


そして最後の就寝時間は22時。それ以降に部屋を出ることは禁止されていて、もしも破ったらなにかしらのペナルティが用意されてるらしい。