「この子の血を頂くよ。僕はそれで霊力を移すことができるから」 首に当てられたナイフに少し力を込めるとスッと血が流れる。 痛みと恐怖に耐える美月の目には涙が流れる。 「澪…。助けて…」 「美月が助けを呼んでいる…。私の大好きな美月…。美月に傷をつけた。美月を泣かせたお前を私は許すわけにはいかない。春!」 「主の仰せの通りに」