「…さすが爽君。そういう仕事は早いな」 私がくすっと笑うと、奏多もつられたのか小さく笑っていた。 「奏多、今日も送ってくれてありがと。気をつけてね」 「澪を守るのは俺の役目だから。はやく家に入って」 「うん、また明日ね!」 よーし、ついに明日は文化祭だ。今まで出来なかった分いっぱい楽しんでやるぞー!