「扉が閉まります、駆け込み乗車はおやめ下さい」

「はぁはぁ…間に合って…良かった…」
息切れと動悸が激しいけど、そんなことより学校遅刻する方が嫌だ
椅子に座って、呼吸を整えてると前にカバンが置かれた
朱里は、上を向いたら親友の澪ちゃんがいた

「朱里おはよ、そんなに息切れして遅刻寸前?w」
「澪おはよー、そう…起きたの8時…w」
「やばいじゃんwww」
「いやーさ?昨日夜遅くまでTwitterしてて、寝ようかなって思ったら2時頃でさーケータイ閉じたら通知音して誰かな?って思ったら新規?のフォロワーさんだったのーだから返しといた」
「なるほどねー、まぁ私がここに居るってことは遅刻じゃないから大丈夫!」
「澪はいつも時間通りだもんねw」

「○○駅ー、○○駅ー」
学校の最寄りに着いた、間に合ってほんとよかった…

「朱里ー?降りるよー」
「あ、うん!!いまいく!」

カバンを肩にかけて重い腰を上げ澪の方に行く。