隣を見ると蒼山がお弁当を1人で食べていた

誰とも食べないんだ
私以外と話してるのも、見たことないしなぁ
今日パン貰ったし、飲み物くらいはあげようお茶2本あった気がするな

そう思いながらカバンを漁り始める

あったあった!

「蒼山くん、これ、パンのお返し」

蒼山の机にぽんとお茶を置いた
それを見た蒼山は、朱里の方を向き少ししてたから下を向いた

「あ…ありがとう…ございます…」

お礼を一言いって食べるのに戻った

一瞬こっち向いた時、目が合ったけど前髪切ったらいいのに

「いいえー」

まぁいっか!私も食べよ!