綾野の行動が早すぎる…
「お前、綾野を襲ったんだってな」
土方が刀を振りかざして永倉は間一髪で刀を梢から出してくいとめた。
「どしたんだよ歳さん!!」
土方の首にも紫の蝶が写し出されていた。
「歳さん!!」
永倉は刀を跳ね返して綾野を睨んだ。
「何をした?」
『…さぁね』
綾野が立ち上がった途端、全員がその場に倒れた
「な、体が動かねぇ」
皆の苦痛の声の中、綾野は練り歩きながら永倉に近付いた。
『私の本業は長州の監視人。
まぁ今回はよき情報をいろいろと助かった。
お主らにはここで死んで貰わなければならんな。」

