「は」


遥と呼ぼうとしたけど、こんなに気持ちよさげに寝ている遥



そうは言ってられないのは確かで

でも触れたい

でも原田と約束もある




(どうしようυ)




無意識にした永倉のため息に遥がゆっくり目を開けた。



(私、なんて大胆なことしてるんだ)



状況を確認した遥の体温があがっていって


どうしようかと、また遥を見た永倉とバッチリ目が合った。



「な何でそんなに赤いの?」


「あ、あー…あっ暑いんですよ」





いかにも思い付いたような発言や態度に、永倉はもっと煽られる。




「~~~ちょっとだけっ」

「ひゃあっ永倉さん!?」