時のなかの赤い糸



「待ってたって沖田さんはいつまでたってもうちに触れてくれへんやんか!」


花の先程までの大胆発言に遥の体温は上昇するばかり。


こんな様態の悪い沖田を興奮させといて、花は知らん顔だ。


花だって、沖田にそんな体力が残っていないのはわかるけど

明らかに戦に行きたそうな遥を行かせてしまったら、もっと辛くなると思っていたのだった。


「私の病気を大切なあなたにうつしたくないのです」

こんな自分のように辛い思いを花にはさせたくなかった。


「遥ちゃん!」

「はいぃ!?」

「沖田さんと、そうなったらうちも移るんか松本先生に聞いてきて!!」

「承知ッッ!!υ」


ビシッと言われて遥はすぐに部屋を出ていった。


(ていうか、何て聞けばいいのよ?υ)