時のなかの赤い糸



ガタッと音がして振り返ると、悲しげな表情を浮かべた沖田がいた。


「私では、お花ちゃんの頼りにはなりませんか?」


言われた花は、素直に頷いた。


相当ショックを受けている沖田を直視出来なくて、遥は苦い表情を浮かべて視線をそらした。


「私は、どうすればいいのですか?」

剣の天才と詠われる沖田も一人の男になれば、好いた女の前では弱いもの


「いくら剣がつよおても、女抱けない沖田さんなんか頼りにならん」

「ッゲホッ!!?」


あの花の口から喉から出た言葉に、遥も沖田もむせかえった。