「また見回り組が来たっ」 朝ご飯中に、呆れて声を上げたのが原田だった。 「しかたない……」 近藤と土方が渋々立つ。 「いや、若い男で遥目当てだって」 「え?あたし?」 沖田と藤堂とご飯を食べていた遥の動きが止まった。