芹沢だけは苦手で、遥はどーも好きになれなかった。 そして、当分して、辺りが次第に酔い潰れ出した。 藤堂と沖田と遥はお酒を飲まなかったからそんな皆の雰囲気をただ見ていた。 「永倉さんそろそろ暴れだすんじゃないかな」 沖田が座って後ろに手をおいて凭れるような格好をして言った。 「だねー」 藤堂は三角座りしながら膝に顔を沈めた。