そんな日々が続き、大学3年生になった。

もう一生治ることはないだろうと半分諦めていた。

毎日生きていくのが苦しくて、

一日先すらの将来も考えられなかった。

そんな時だった。

同じ病気を持つ友達が、

私のためにある病院を見つけてくれた。

私と住んでるところも全然違うのに、

わざわざ調べてくれたことが何より嬉しかった。

「ここ、行ってみたらいいんじゃない?」

正直、どこ行っても同じでしょと思った。

でも、折角友達が調べてくれたんだし…と

とりあえず行ってみることにした。